11日15時突然の地震停電ホテルとしての機能が奪われました。
大学受験前夜学生で満員の日でした。
暖房も失い深々と冷え込むロビーで薪ストーブがお客様と私達家族を励まし暖めてくれました。
縁もゆかりもない人達が情報も無い中、暗闇で、肩を寄せ合い一つの炎を見つめ暖をとり心の落ち着きと
元気を取り戻してくれました。
12日の食堂も温めてくれ流石!鉄人28号君(薪ストーブ愛称)本当に頼もしい奴でした。
この夜、人間時として深い孤独に落ちますが実は慈愛の中にも暮らしていると強く思いました。
まだまだこれから厳しくなる事ばかりですが必ず必ず様々な温かき鉄人の手が届きます。
当ホテルに泊まられた皆様とご関係者まだまだ闇の中に居られる方々のご健勝とご無事を
心からお祈り致します。
2011年3月16日零時9分亭主相馬善一